パソたろう ほとんど実話
白いカッパ 雨の日ビニールの
白いカッパが顔をパタパタパタパタ 左だけかおたたく
かねもちだが なまけもの パソたろうと
びんぼうだが がんばりや のパソたろう
7月1金曜。8回目第8話。
- 金持ちのパソたろうは 家では おうさま。王様。みたい。
毎日おやつは メロン。いちご。 だんだんふとる。
金持ちのパソたろうは、普通は、外車の1台の オープンカーでかぜをたのしむ
雨の日は、 運転手付き 長い外車のうしろで 新聞よみ。コーヒー。
- びんぼうだが がんばりや のパソたろうは くそど根性
家は、まだ、古い、おんぼろ アパートだった。
おやつは、たまに 。ごはん。ばかり。
びんぼうのパソたろうは、みたんだ。みたのだ。
金持ちのパソたろう 運転手付き 長い外車のうしろで 新聞よみ。コーヒー。
のんでいる スーツすがたが みえたのだ。 うしろのガラスあき、みたのだ。
びんぼうなパソたろうは、うらやましい。ひがむ。くやしい。
びんぼうな パソたろうは、えいぎょうまん。営業マン。売れない営業マン。
毎日、駅まで、おんぼろ、チャリンコ。 さびた 自転車。
駅では、毎日 ある都会の小さな まちで、地下鉄の 長いさかを歩く。
雨の日は、カッパ。でも 走る。たまに、こけても たおれても はい上がる。
あめ水が、カッパの横から、目にはいる。
雨。かぜ。白い カッパが 顔をパタパタ パタパタ パタパタと 何回もたたく。
ぱた ぱた ぱた ぱたと カッパに かお たたかれる。
かおが自然に右によじれる
白いカッパか かぜかあめが 左だけかおたたく。
あめか かぜか、 白いカッパか かおたたく。左だけ。
カッパが、空中にうく。そらとぶ。 あれ カッパが、そらとんでいる。
まるで、白い こいのぼり、みたいに。カッパがんばりや。
- 約3年で
びんぼうなパソたろうは、くそ ど根性 で、金持ちのパソたろうになった。
わけは、長いあいだ 売れないものが、売りのこつか ふしぎと
根性より、 毎日のつみかさね。努力で バカ売れしたんだ。
のであったのだった。
雨の日。白いカッパ。の おかげかな
- 金持ちだが なまけもの パソたろうと
びんぼうだが がんばりや くそど根性 のパソたろうと
どちらが、人間らしいか。人間は、ふつうが、一番なのか。
マシン語で、としは、約西暦0000 0000 0001 1011さいからのできごとです。
パソたろうは、思う。
きぼうを もって どりょく すれば さいご、のぞみは かなう。
パソたろうのゆめの 4文字。
希。努。望。叶。これ、みな、パソたろうのゆめの4文字なのだ。
9回目またひまなとき書きます。8回目#end
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5月17火曜記入。
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7月20水曜記入。
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